ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

伊丹の居酒屋

伊丹のミュージアムに向かう途中、酒蔵に引き寄せられる。

岡田家住宅。

1670年から代々使われている家らしい。

天井が高く、地下にかまどがあり、大がかりな造り酒屋さん。

管理する家や組織は代わっても、大事に守ってきた気持ちが感じられる。

 

ここで清酒造りの説明を受けたら、お酒をいただいて帰らずにはおられない。

初めて入る駅前の居酒屋さん。

日本酒は380円から戴ける。

ワカサギの天ぷら300円。蛸の酢の物500円。

ボリュームたっぷりで、かなりおいしかった。

 

お客さんは、年配の男女が多い。

会話を聞いていると、皆さん、どうやら夫婦ではないみたい。

「いざという時に誰に面倒みてもらう」とか、

「カラオケが上手くてびっくりした」とか、

皆さん楽しそうで、居心地が良い。

何より、飲み屋さんでワイワイしている様子を見られるのが、有難い実感、半端ない。