ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

王林の夜

青森から、冬の便り。

家の中が一挙に甘酸っぱい匂いで満ちる。

ツヤツヤ真っ赤なジョナゴールド、緑さわやかなシナノゴールド、レギュラーのサンふじ、そばかすがかわいい王林、他府県から珍しくぐんま名月、むつは他のリンゴよりひときわ大きい。それと、リンゴジュース。

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色んな種類の詰め合わせで、送り主の気遣いを感じる。

ありがたい。

早速、おすそ分けの準備。

自分では、食べられない。

固いリンゴの歯応えが、あかんねん。

皮をむく段階で、包丁のきしむ感触に腰が抜けてしまうほど苦手なの。

 

パンフレットで、全種類の説明を読む。

そこに「農園オススメ!りんごの美味しい切り方!」という記事を見つけた。

「簡単にりんごをまるごと味わい尽くすなら、輪切りが一番!

りんごの皮や皮下には、りんごポリフェノールがたっぷり!輪切りにすることで、簡単に皮ごと味わい尽くせます!」

 

こ、これなら、皮をむかなくても行けるかも!

柔らかそうな王林を選んで、薄く輪切り。

包丁の入りが良い。案外種が少ない。

 

食べた、食べたよ!(クララが立った風に)

サクサク戴きました~!

甘酸っぱくてジューシーで、さわやかな後味!

化学肥料を一切使っていないので、皮ごとぺろり。

長年、右から左だったリンゴ、やっと自分の力で食べられたよ!はつえちゃん~!!

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