ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

PLEASE PLEASE EVERYONE

トリコ・A×サファリ・Pの『Please Please Everyone』を観に、THEATRE E9 KYOTOへ。
1歳と5歳の子育て中の山口茜さん。
その保育所で起きた感情が元になっているらしい。

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身体表現と言葉がぎゅうぎゅうの2時間だった。

話している間に、論点がずれて行ったり

(椅子の置き方について喧々諤々やるたとえ、面白かった)

”みんな”という人に責められたり

与党、野党の政治家のエンドレスな言い分を聞いたり

弱い者が正しいことを言い続けるために、どうしたらいいのかを考えさせられた。

 

高校生のお兄さんは「強い者の言う事に”はい””はい”言う事が生き残る方法だ」と言った。

そうやって生きている日本人は多いんやろね。

「では何のために勉強するのか」という台詞も刺さった。

モヤモヤは消えないけれど、演劇化して、議論してくれたことに、ありがとう。

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