ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

山の尼寺

落語の疲れを癒しに、大原へ小旅行。

京都バスに乗れば、あっという間に里山へ。

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大原バス停を降りて徒歩15分の寂光院へ。

源平の合戦で入水しようとした平徳子が引き上げられ、建礼門院となって余生を過ごしたお寺。

山の尼寺と言えば、落語に出てきた喜六と清八が訪ねてきそう。

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中には色鮮やかなお地蔵さん。

2000年に火事に遭って、再建されたらしい。

尼さんが、説明してくれました。

宝物殿にも、デカデカと新聞記事が飾ってありました。

火事で焼失という出来事にも、平家物語諸行無常を実感。

 

お地蔵さんの左手に結ばれている五色の糸を半紙越しに握り、結縁を祈願。

物やお金は朽ちても、縁や心、大事なものが繋がっていきますように。

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