ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

雷鳥前で待ってます

子供達が我が家に来ると、毎日が数倍濃くなる。

一日に色んなことを感じるので、今朝が昨日の事のような昔に思える。

 

緊急事態宣言前、子供達を連れて、鉄道博物館へ。

前回来た時は、甥っ子一号が興奮しすぎて迷子になった危険な場所。

今回は、「はぐれたらここ(雷鳥の前)で集合しようね」と確認しながら進む。

 

鉄道ジオラマというのを見た。

1時間に1回、150人限定で、1/80に縮小された街を見る。

そこを新幹線、はるか、トワイライトエクスプレス阪急電車、ラピート、貨物列車などが走る。

バックに電車の説明が照射されるけれど、次々と色んな所で列車が走るので、目が追い付かない。

電車オタクの人ならたまらなく楽しいだろうが、素人には高度すぎた。

 

子供達は車両が並んでいる展示場を2人で興味津々に走り回り、ついに見失ってしまった。

約束の「雷鳥」の前に行ったけれど、彼らは果たして「雷鳥」が読めるのだろうか。

一緒に歩いている感じでは方向感覚も悪そうだし…。

と、心配になったところで、青いTシャツが電車と電車の間にチラッと見えた。

大きな声で名前を呼ぶと、気づいてくれた。

「ぼく、これ(雷鳥)の前ってこと、覚えていたよ」と言うけれど、向いている方向が全然違ったぞ。

 

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