ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

五輪タトゥー

オリンピックの競技を見ていると、タトゥーを入れている選手が多い。

競泳のドレセル選手なんて、肩から手にかけて羽根が彫り込まれ、泳いでいるというより、飛んでいるみたい。

タトゥーが鱗に見える時もある。

雷魚みたいに、水の中を縦横無尽に泳ぎ回る。

 

競泳に限らず、体操、アーチェリー、バレーボール、皆さん、結構五輪を刻んでいる。

ええんか?

これから、どんな大会でも、オリンピックやで。

一生背負っていくんとちゃうんか?

 

タトゥーは不良がするものと思っていたけれど

民族によっては、「何もない肌は裸みたいで恥ずかしい」という考え方もあるらしい。

民族研究者がある部族で「お前はなぜ刺青をしないんだ?」と聞かれた、というルポを読んだ。

 

タトゥーのタブーはちょっとずつ変わっていくんやな。

競泳に黒人の選手が参加する日も、近いといいな。

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