ゆっくり朝寝予定の日曜朝、電話で起こされる。
聴こえてきたのは、A嬢の弱弱しい声。
「チエちゃ~ん…私…どうしよう…」
一気に目が覚める。
「どうした⁈大丈夫??」
色んな予感が駆け巡る。
(まさか「私、おじいさまを殺してしまった!」とか?←『Wの悲劇』より)
「ヤフオクしててな…」
「藤山寛美さんの本がな…」
「Hさんに聞こうと思ったんやけど、聞かへんかってん…」
色んないらん情報を整理して出てきた主題は
「メールのアカウントが開けられない」でした。
まぁまぁ。落ち着こ。
私の端末からテストしてみたり
確認のメールがA嬢に届かなかったり
・A嬢はショートメッセージをチェックしていた
・A嬢のスマホはPCからのメールを拒否設定していた
遠隔ながら一緒に調べてみたけれど、
最終的に、認証キーが確認限度を上回って、幕を下ろしました。
延長戦やな。
あ~朝イチの電話、びびった。
ともあれ、サスペンスの幕開けじゃなくてよかった。