3月に上演する『ゴドーを待ちたかった』に備えて
ユニット美人でサミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』を読んでみる。
「あぁ、いいなぁ」と黒木さんから声が漏れる。
黒木さんは、心底『ゴドーを待ちながら』を演りたかったらしい。
「台詞の読み方で、可笑しくも深くもなるんですよ」と力説してくれる。
でも”女性が演じる”点がネックとなり、版元から上演許可が下りなかった。
ゴドーを待つことを許されない私達は、オリジナルを上演することになった。
黒木さんは、うんうんうなりながら、執筆中。
ゴドーへのあふれる愛、裏返しになった気持ちが向かうのは、どこかしら?
私は楽しみに待つばかり。