ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

水口の祇園囃子

6本の作品のうち、「遠音さす」という作品は、祭囃子に関するものでした。

「水口曳山まつり」で奏でられる、祇園囃子の流れを引く囃子だそうです。

 

当日、YouTubeの音源を聞いて笛の音をくちづさむ、

という高度なミッションでしたが、哀愁のある、良い作品でした。

 

笛の音が良いと、水面を滑って遠くまで聞こえてくるので「遠音さす」と表現するのだとか。

祇園囃子でも、鉦の音がそろうと、小路を伝って遠くまで響くから、「これを目指そうね」と稽古しています。

 

「裃」「宵宮」「曳山」等は、お祭に接しているから読める言葉、とのことで、

平成女鉾清音会で囃子していることが、思いがけず役立ったわぁ。

 

※写真は、大津祭のもの。

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