ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

もしドラッカーが大学図書館をつくったら

もしドラッカーが大学図書館をつくったら」というテーマで
大学図書館問題研究会京都支部主催のワークショップへ。

ドラッカー学会会員の市川充氏が講師となって
席が一緒になった5人で事業戦略シートを埋める。
お題は「2015年開講の国立大学図書館を作れ」

1.お客様は誰か?
2.お客様にとっての価値は何か?
3.まだお客様でない方は誰か?
4.私たちの取り巻く環境ではどんな変化が起きているか?
5.私たちの取り巻く環境ではどんな新しい機会があるか?
6.私たちの取り巻く環境で予想しない成功はあったか?
7.私たちの事業は何か?
8.私たちの事業はどうなるか?
9.私たちの事業はどうあるべきか?

付箋にアイデアを書いて次々出して行く。
皆さんの出すスピードと数は半端ない。

6.私たちの取り巻く環境で予想しない成功はあったか?の問いで
私は「岡本太郎設計の図書館建物に登る人がいて、全国ニュースになった」とか
「元浄水場から放射能を除去する土壌が発見された」とか
「お茶の作法を動画で収集し、新しい流派が誕生した」とか
「京都を愛した故スティーブジョブス氏の縁で書道の展示会を開き、手書きの新機器が開発された」など
アホなことを書いて、国会図書館の方に頭を抱えられた。

色々意義深いアイデアがあったものの、
9.私たちの事業はどうあるべきか?という結論で
書記さん(阪大)が「京都への愛を忘れるな」と書いたのにウケた。

なかなか楽しいワークショップでした。
発表者さん(京大)が「どうしよう・・・」と不安がっているので
「○○さんなら大丈夫!」と言うと
「初対面なのに!」と返された。
そ、そうでした(^_^;)
まぁそれだけ、皆さんの性格も知れたし仲良くなれたということです。