ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

宵山でバカがバッタリ

第一回通し稽古を終えて、宵山へ。
夜の11時ともなると、
駒形提灯の灯りは消え、露天もたたみかけている。
こんな時間に浴衣に着替えて町に繰り出すなんて、
バカじゃなかろうかと思いながらも、
お祭りバカの血はたぎる。

函谷鉾前で元・立身出世劇場の岡田まるひ君にばったり。
まるひ君は6時からすべての山鉾を回っているそうだ。
「あと2基や~」とがんばる彼に別れを告げて、
私は四条寺町のお旅所へ。

明日の巡行が晴れますようにと祈る、日和神楽を聴くのだ。
北観音山、船鉾、岩戸山と聞くうちに、長刀鉾が通りかかる。
それを追いかけて、八坂神社へ。

八坂神社で、おみくじを買うまるひ君に会った。
1日で32基+八坂神社とは、ようやるわ。
ちなみに来月、エジンバラに公演に行くらしい。
彼にも私と同じ、祭りバカの称号を与えよう。

帰ったら夜中の2時。
明日は山鉾巡行だ。バタンキュ。