ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

ナマ由紀さん

安田シスターズのコンサートを聴きに、高槻現代劇場へ。
木管楽器のようにまろやかなお姉さんの声、
弦楽器のようにスーッと通る、妹さんの声。
空気がきれいになるみたい。
身も心も洗われる。

特に『虫の声』のハーモニーと響きの美しさと言ったら!
『小鹿のバンビ』では、
グラマーな由紀さんが華奢な小鹿に見えた。
『かわいいかくれんぼ』は、案外恐い歌よねぇ。

MCでは由紀さんのお茶目っぷりが弾ける。
『ヤギさん郵便』でも、上品な笑いが巻き起こる。

終演後、由紀さん曰く「この手が、握れるのよ~」の握手会があった。
ずっと気にかかっていたのでこの機会に
「時々、物まねさせていただいてます」とお話した。
由紀さんは「アハハ!」と笑って手をぎゅっと握り返してくれた。
ご本人に直接お断りができて、良かった。

後ろに並んでいた母が
「千栄ちゃん、やっぱり由紀さおりに似てるわ」と言った。
アハハ!この子にしてこの親あり、よね。