ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

自宅の蔵書管理

日米を股にかけるIセンセイから久しぶりに連絡。

I先生は、アバターの研究もされていて、「日詰さんはたくさんの分身がありますね」「そう言えば司書さんでもある」ことを思い出してのご相談。

 

ご自宅の蔵書整理について。

メッセンジャーでやり取りしながら把握した要望は以下のとおり。

・自宅の蔵書を管理したい

・日本とアメリカのどこに本を置いてきたか分からなくて困っている

・論文を書くときに参考文献に拾えるよう、書誌は必須

iPhoneカメラで書誌事項を読み取れたら嬉しい

・本の内容を表紙で覚えているので、書影も記録できると良い

 

ISBNを読み込んだら、書誌事項を拾ってくれるページを見つけたけれど、表紙は含まれない。

honno.info

 

検討の結果、ブクログをおススメした。

booklog.jp

これなら、表紙もバッチリ。

・「まとめて登録(ISBN)」という項目があるので、一度に100件まで入力できる。

・アプリを使えば、iPhoneカメラで読み取りが可能。

・書影と共に、書誌事項も紐づく。

CSVでダウンロード可能なので、Excel管理もOK。

・タグで所蔵場所を記録すれば、日米どちらの書庫にあるか判明する。

 

司書として、お役に立てて良かった。ふぅ~。

 

救急の準備

神泉苑祭での奉納囃子、10時半の部終了後、一人の男性が倒れた。

悲鳴と共に「救急車!」と叫ぶ声が聞こえた。

 

倒れた男性は、Hさん。

私の知人だ。

彼は、持病を持っている。

時々、意識を失うことも聞いていた。

その時、どうしたらいいかも話していた。

 

だから、「ちょっと待って」

「救急車を呼んだ方がいいですか?」と聞いてみた。

直後、意識を取り戻したHさんは「大丈夫」と起き上がった。

看護師のS嬢(囃子方OG)が駆け付けて、脈を取ったり目の下をめくって、問診をしてくれた。

Hさんは座って、しばらく日陰で休み、11時半の囃子も聴いてくれた後、無事に帰宅した。

 

良かった。

でも、その瞬間の判断は、シビアだった。

6日(金)、Hさんは元気に出勤していました。

「たくさんの前で倒れて、恥ずかしい。もうお嫁に行けない」と言ってました。

皆さん、ご心配おかけしました。

 

たけのこづくし

神泉苑祭で出店していた屋台で、たけのこの水煮を買った。

2本で1200円、を1000円にまけてくれた。

皮つきのたけのこは1300円。

皮をむいて、米のとぎ汁で煮ることを考えたら、水煮が絶対お得。

春菊100円も購入。

 

女鉾のみんなに「たけのこってどうやって料理したらいいの?」と聞くと

口々に教えてくれた。

ので翌日、トライ。

 

たけのこご飯と、バターステーキと、土佐煮

たけのこご飯におあげさんがない、という痛恨の極みだが、イける。

バターステーキは、焦げ目をつけるのがポイントらしい。

土佐煮は、じっくり育てます。

残ったたけのこは千切りにして冷凍。後日、ブタと炒める予定。



 

マスクで奉納

3年ぶりの、神泉苑祭奉納囃子。

平成女鉾手ぬぐいで作った、お揃いのマスクでメンバー20名が勢ぞろい。

会を応援してくださっている賛助会員さん、祇園祭関係の方々、取材の方々、OG達、芝居関係者、職場の同僚、10年前に練習終わりで通っていた飲み屋の大将まで、懐かしい顔、顔、顔。

賛助会員さんは、昨年送付したグッズ(マスク)をつけてくださっているので、ひと目で分かる。

幸せな場になりました。

 

集合写真で、「はい、チーズ」

写真の時だけマスクを取ってみたけれど、口紅をしていないのでいつもより地味でした。

当日夕方のニュースはNHK関西テレビKBS京都とありがたいことに、チャンネルを回す(古い!)のに、忙しい。

そして各局、個性豊かな紹介でした。

NHK さん

www3.nhk.or.jp

関西テレビさん

京都新聞さん

www.kyoto-np.co.jp

静御前の舞

794年から造営されたといわれる神泉苑は、

824年日照りの年に、空海が雨を祈って以後、雨乞いの苑となり、

白拍子だった静御前も、後白河法皇の前で舞ったそうです。

源義経の側室になった静御前

こんなところに、義経ゆかりの場所があったなんて!

 

折しも2022年の大河ドラマは『鎌倉殿の13人』

源頼朝北条義時の物語。

それに合わせてか、御朱印も「義経」と「静御前」推し。

御朱印を集めていないのに、金色の文字のを購入してしまいました。

 静御前が祈りの舞を捧げた、善女龍王を表す梵字(メイ)を書いているそうです。 

お守り代わりに飾っておきます。

 

グルーヴ囃子

5/4(水祝)に迫った、神泉苑祭での祇園囃子に向けての最終練習。

私は再出発しょっぱなの囃子、10時半に太鼓を叩く。

それ以外は役割がないので、練習中、色んな場所で聴いた。

 

特に今日は、鉦方の近くで、「竹・流し」を拝聴。

チキチン チキチンと繰り返しながら早くなったり遅くなったり、グルーヴする音を浴びていると、ガムランの音楽を聴いているような、ちょっとしたトランス状態になる。

実はこれが好き。

なのに鉦方リーダーから、「日詰さんが鉦方の近くにやってきたら、メンバーの緊張がハンパないっす」と言われてしまった。

ご、ごめんやで。

『竹・流し』は11:30からの囃子で奏でる予定です。

平成女鉾清音会 in 神泉苑

■2022/5/4(水祝)

 ①10:30~(善女龍王社前) 

 ②11:30~(本堂) ※いずれも約20分程度

神泉苑(京都市中京区御池通神泉苑町

※どなたもご自由に御覧いただけます。

※雨天の場合、本堂での奉納となります。

鈍太郎

茂山千五郎家社中 千和会」が主催する

第208回考究会 狂言の会を観に、京都観世会館へ。

例年、2月に行われるけれど、コロナにより1年3か月ぶりの上演。

 

友人の演目は『鈍太郎』

3年ぶりに京都に帰って来た鈍太郎。

下京の奥さんと上京の2号さんにつれなくされて、出家する。

女性達が慌てて呼び戻しに来るという話。

 

下京と上京の女性は、キャラクターが違う。

下京は気が強く、上京は美人。

鈍太郎は、何かと上京を贔屓する。

モテモテの鈍太郎に腹が立ってきて、下京の妻に(もっと言うたれ~)という気持ちになった。

最後は女性2人が手を組んで鈍太郎を担ぎ上げ、退場。

アゲアゲの鈍太郎に(途中で落としたれ~)と心の声。

J嬢は翌日、「身体がガタガタや~」と言っていた。

芸の道は厳しい。

 

GWのキー

ゴールデンウィーク前半の課題は、校正と衣替え。

どちらも、ちょっと億劫。

 

(やらなあかんな~)と思ってしまうと、手が付けられない。

だから、録画しておいたお笑い番組を観ながら洗濯物をたたむ。

その勢いで、衣装ケースを引っ張り出す。

意外な夏服が出てきて、嬉しくなる。

それに飽きたら、パソコンに向かう。

赤を入れた原稿を読み直して、滞る。

冬服を洗濯する作業にかかる。

乾かす間に、原稿と向き合う。

 

やり始めると、楽しいのだけどね。

私、校正好きかも。

まずはきっかけになるお笑い番組が、カギです。

 

ドリップのこだわり

職場用に、ドリップコーヒーをネット買い。

 

私はフィルター部分がお湯に浸かることに抵抗がある。

お湯につかると、珈琲がろ過されへんや~ん!

お風呂につかってるみたいに、粉がふやけるや~ん!

 

だから、ペーパー部分がコップの上にあるものを贔屓にしている。

今のところ、その形式はモンカフェスターバックスでしか出会ったことがない。

たぶん、特許取ってるんやろなぁ。

 

モンカフェ55袋分買ったから、しばらく持ちそう。

ちょっとした贅沢です。

 

再発率

退院後、2回目の診察。

これからの治療について、話し合う。

私のがんでは、抗がん治療をすると、10人のうち1人が再発を防げるという統計が出ているらしい。

つまり、「抗がん治療をすると、10%長生きする可能性が高まる」

 

この数字を、高いと思うか、低いと取るか。

 

「10人のうち9人はどうなんですか?」と聞くと、

「治療をしてもしなくても、関係ない」そうだ。

 

治療をすると、副作用の心配もあるし、時間や治療費がかかる。

決断の期限は、術後2か月。

悩ましい。